このたび、大修館書店『英語教育』2026年8月増刊号「指導・評価の悩みに応える 英語授業の理論と実践ガイドブック」(2026年7月27日発売)の巻頭座談会「SLA研究を活かして 指導のお悩み一緒に考えます!」に参加させていただきました。
座談会の概要
メンバーは、鈴木渉先生、鈴木駿吾先生、鈴木健太郎先生と私の4名です。昨年の座談会(鈴木渉先生・鈴木駿吾先生との3名)に続く企画で、偶然にも、今年は4人全員が「鈴木」になりました。
座談会では、現場の先生方から寄せられた指導・評価に関する8つのお悩みに、第二言語習得(SLA)研究の知見をふまえて答えました。
- Q1 明示的指導と暗示的指導の使い分け方は?
- Q2 基本動詞の活用のリスト学習は効果的?
- Q3 学力の二極化への対応・生徒の関心の引き出し方は?
- Q4 ライティングからスピーキングへの接続方法は?
- Q5 英語への苦手意識が強い生徒をどう指導する?
- Q6 楽しさを維持しつつ文法の定着を図るには?
- Q7 個別最適な学び・自由進度学習の実践方法は?
- Q8 小学校で音声→文字の順で指導する理由は?
いずれも、研究の知見がそのまま「正解」になるわけではない、現場ならではの問いです。研究に基づいて考えつつ、教室の条件に応じてどう判断するかを、4人で率直に議論しました。
増刊号の内容
増刊号全体は、「研究成果を教室で活かす」ことをテーマにした一冊です。
第1部「関連研究から応える 指導・評価のお悩みQ&A」では、和泉伸一先生(第二言語習得研究の視点)、小泉利恵先生・坂口寛子先生・小川快都先生(「話すこと」の評価)、金丸敏幸先生(生成AIの活用)、石井英真先生(次期学習指導要領を見据えた学力観・学習観)をはじめ、各分野の研究者がQ&A形式で現場の疑問に答えています。
第2部「研究成果を取り入れた授業実践例大集合」では、研究の知見を取り入れた授業を実践されている小・中・高の先生方の事例が多数紹介されています。
理論と実践のあいだを埋めることに一冊まるごと取り組んだ、実用性の高いガイドブックです。ぜひお手に取っていただけたら嬉しいです。
書誌情報
『英語教育』2026年8月増刊号「指導・評価の悩みに応える 英語授業の理論と実践ガイドブック」 大修館書店、2026年7月27日発売、B5判・80ページ、定価2,090円(本体1,900円+税10%)
▼ 英語教育2026年8月増刊号 – 株式会社大修館書店
