【論文出版】教室内の支援とコミュニケーション意欲に関する論文がBritish Journal of Educational Psychologyに掲載されました

同志社大学の中田賀之先生、ニューサウスウェールズ大学のAndrew J. Martin先生・Xuesong (Andy) Gao先生との国際共同研究論文が、British Journal of Educational Psychologyに掲載されました。

本研究では、日本の5大学に在籍する396名の学生を対象に、EFL(外国語としての英語)教室における「支援的な環境」と「コミュニケーション意欲(WTC)」の関係を分析しました。具体的には、教師からの支援、学習者同士の相互支援、そして学習者自身がクラスに貢献しようとする姿勢という3種類の支援が、自己決定理論に基づく心理的ニーズ(自律性・有能感・関係性)の充足を介して、英語でコミュニケーションを行おうとする意欲を高めることを示しました。

特に注目すべき発見は、教師の支援とは独立して、学習者自身のクラスへの関与・貢献が学習満足度に寄与しているという点です。教室環境は教師だけが作るのではなく、学習者もその担い手であるという視点は、授業設計に新たな示唆を与えます。

オープンアクセスですので、論文はどなたでも読むことができます。同志社大学によるプレスリリースもあわせてご覧ください。

Nakata, Y., Martin, A. J., Suzuki, Y., & Gao, X. (2026). Students’ willingness to communicate in the foreign language learning classroom: Exploring the roles of classroom support and psychological needs satisfaction. British Journal of Educational Psychology. https://doi.org/10.1111/bjep.70070

同志社大学プレスリリース:https://www.doshisha.ac.jp/news/detail/001-XhaV8u.html