【書籍出版】Usage in second language acquisition: Critical reflections and future directions(Routledge社)に論文が掲載されました。

Suzuki, Y. (2024). Skill acquisition theory: Learning-to-use and usage-for-learning in SLA. In K. McManus (Ed.), Usage in second language acquisition: Critical reflections and future directions (pp. 147-168). New York: Routledge.

認知言語学や使用基盤モデルで取り上げられているUsageという概念について、スキル習得理論の観点から議論しました。具体的には、Learning-to-use と usage-for-learningの区別を提案し、ISLA研究の研究成果を概観しました。PracticeとUsageの相違点と共通点も詳しく論じました。

論文のPreprintはこちらから読むことができます(Link)。

Routledge社から出版された「Practice本」と「Usage本」を合わせると、両者は対立する概念ではなく、お互いを補うComplimentaryな概念であると考えることができるし、今後の研究の方向性にも役立つ整理ができると思います。

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